VELC TEST 概要

時間・料金・形式・テスト時の送付物

試験時間70分(音声CDで時間管理)
受験料金800円(税抜)/1人
試験問題リスニング・リーディング各60問 計120問
解答形式ペーパーテストによるマークシート形式の解答
テスト時の送付物
  • 問題用紙
  • 解答用紙
  • VELC Test CD
  • CDレンズクリーナー
  • 音響チェックCD
  • VELC Test受験のしおり
  • VELC Test実施マニュアル
  • コードポスター
  • VELC Test設問順時間表
  • VELC Test資材明細票
  • 返送用宅配便伝票

試験官の派遣も別料金にて承ります。

VELCスコア

 VELC Testは全部で120問のテストですが、素点による絶対評価ではありません。
 統計処理を行うことにより、解答結果を標準スコアを500として結果を出します。ほとんどの受験者のスコアは、300〜700の範囲に散らばります。
 また、VELC Testの総合スコアは、リスニングとリーディングのスコアの合計ではありません。VELC Testでは、総合・リスニング・リーディング、それぞれに対してスコアを算出します。

 さらにVELC Testでは、eポートフォリオ上のスコアレポートにて、おおよそのTOEIC Testの予測スコアを出しますので、受験者はTOEICのスコアと比較して確認することができます。

 VELC TestとTOEICのおおよその相関値は以下の換算表の通りです。

VELC-TOEIC換算表

総合
VELCスコア(総合)TOEIC(トータル)
300205
400330
500450
600575
700700
800820
リスニング
VELCスコアTOEIC
300135
400190
500245
600300
700355
800405
リーディング
VELCスコアTOEIC
30070
400140
500205
600275
700345
800415
  • 実際に個人に戻されるスコアレポートのTOEIC予測スコアは、VELC Testのセクションスコアをもとにしたより精緻な式で算出されるため、この表とは完全には一致しません。
  • VELCスコアをもとにしたTOEICの予測スコアには、リスニング、リーディングではいずれも平均して約50点の誤差が、2つを合計した総合予想点には平均して約85点の誤差が見込まれます。

リスニングの出題形式と出題意図

Listening Section 約25分(音声CDで各パートごとに試験時間を区切ります)

出題形式出題意図サンプル問題

Part 1
語彙問題

(20問)
日本語の語句に相当する正しい英単語を聞いて選ぶ問題。 内容語(名詞、形容詞、動詞)を聞き、文脈の助けなしで意味を理解する能力を測り、コミュニカティブな能力にも繋がる、「実際的な語彙力」を測定する。 Part 1では、「聞いて分かる語彙力」を測ります。
このパートでは、それぞれの単語を「現実生活でよく聞かれる発音」で録音していますので、「現実の音」を聞いたときにどの程度聞き取れるかがわかります。

問題用紙

音声

Part 2
音声解析問題

(20問)
読み上げられた英文の中の、指定された位置の単語を聞き取る問題。 音の連結や弱化なども含む音声を聞き、単語ごとに認識できる能力を測る。自然な音声にどの程度対応できるかを調べることで、洋画を字幕無しで見たり、人と話をしたりする際に必要な能力を知ることができる。 Part 2では、単語と単語が連結している、あるいは音と音が同化している状態の、連続した音声を正しく聞き分け、単語に切り分けることができるかを測ります。
語彙レベルとしてはそれほど難しくない題材で構成していますので、Part 2のスコアが低い受験者は、音声変化や連結などの知識、あるいは慣れが足りないことが分かります。

問題用紙

音声

Part 3
内容把握問題

(20問)
読み上げられた英文の内容を理解し、文末に必要な正しい単語(語句)を選ぶ問題。 ひとつづきの談話を聞き、意味を理解しながら話の流れを追う能力を測る。人の話を聞いたり、会話をしたりする際に、無意識に行っている「話の展開を予測する作業」を英語でも行えるかどうかを調べることができる。 Part 3は、まとまったトークの最後の部分を「ピー」という音で置き換えることで「空所」を設け、そこに入るものを推測して答える、ユニークでシンプルな問題形式です。いわば、リスニング版の「穴埋めテスト」でもあり、「論旨の展開予測テスト」でもあります。
例えば、外国人と英語でコミュニケーションを取ったりする際、論旨の展開をきちんと把握している聞き手は、常に、「次にくる情報は何か」をある程度予測を立てながら聞くことができます。逆に、その予測が立たない、あるいは見当はずれの予測を立てている聞き手は、そこまでの部分が理解できていない聞き手です。

問題用紙

音声

補足

VELC Test のリスニングセクションには、会話文(アナウンス・ナレーションなども含む)の聞き取り問題はありません。「長めの会話・アナウンス・ナレーションなどにおいて詳細が理解できる」という「能力」が「あまりない」と判定されたとしても、では何が足りないからその能力がないのか、どうすればその能力がつくのかは不明です。
このような問題形式は、解答が正しかった時でも誤っていた時でも、どうしてその解答が選べたのかが必ずしも明らかにはなりません。なぜなら、一つの解答を選ぶにいたるまでに複数の能力が関わり、複数のステップが踏まれるからです。正しい解答が選べなかった時に、どの段階で誤解が生じたのかが分かりません。
その点、新しく開発したVELC Testは、一つひとつの問題に使用される英文題材の量が少ないため、正しい答えを選べた時、選べなかった時の原因がより簡単に特定できます。このため、結果に基づいて、より細かな診断情報を提供し、形成的評価に役立てることが可能になります。

リーディングの出題形式と出題意図

Reading Section  約45分(音声CDで試験時間を管理します)

出題形式出題意図サンプル問題

Part 1
語彙問題

(20問)
与えられた日本語の語句に相当する正しい英単語を、読んで選ぶ問題。 内容語(名詞、形容詞、動詞)を目で見たとき、文脈の助けなしでも意味を理解する能力を測る。 このPart 1では、「目で見て分かる語彙力」を測ります。
使用頻度をベースに分類されたデータベースの中から、高校レベル・大学初級レベル・大学上級レベルの語彙を出題します。
いっさい文脈の情報がない状況で、すぐに意味が想起できる単語の量を直接的に調べることで、真の語彙力を測ります。
問題用紙

Part 2
文法構文力問題

(20問)
英文の構造を理解し、抜き出された単語の位置を正しく指摘する問題。 英文全体の文法的構造、長めの主語を見抜く力、長めの目的語を見分ける力、挿入語句を見抜く力、修飾関係や意味を見抜く力を測る。 VELC TestではこのPart 2で、元の英文から一語を抜き出した「空所が見えない穴埋め問題」を新しく開発しました。空所の前後だけを見れば答えられる文法問題とは異なり、英文全体の構造や修飾関係、意味を正しく把握する必要があるため、真の文法力・読解力を測ることができる問題です。 問題用紙

Part 3
内容把握問題

(20問)
英文を読んで内容を理解し、空所を補う正しい語句を選ぶ問題。 ある程度の長さの談話を読み、意味を理解しながら論理の展開を追う能力、文と文の間の関係などを理解しながら読み進む能力を測る。 Part 3では、語彙力・構文力にプラスαで構成される、文章を読解する力を測ります。センテンスとセンテンスの関係を見抜き、論旨の展開を正しく追う力などがわかります。
VELC Testがここで用意した問題は穴埋め問題の一種ですが、空所に入る単位を、1語とは限らず、ある程度の長さを持った句や節も含めています。また、空所を設ける際に、空所の前後だけに注意したのでは意味は分からず、できるかぎり広く全体的な文脈の中の情報を読み取れないと答えられないよう工夫しています。全体の論旨の展開を正しく把握している場合にのみ正答可能である空所補充問題ですので、行間を読む力(推測力)までも測ることができます。
問題用紙

補足

リーディングセクションには、いわゆる「長文」問題はありません。しかしVELC Testの結果によって、受験者が「長文」をどの程度読めるのかを測定することができます。それは、長文とはパラグラフの集まりであり、パラグラフとはセンテンスの集まりであるからです。長文の理解不足、誤読の原因を細かく調べてみると、結局は、特定の文の理解不足、特定のフレーズ、表現の誤解などに起因し、そこから全体の理解がずれてしまっていることがわかります。つまり、長文のなかの一つひとつのセンテンスが完全に理解できていているのに、全体としての論旨がわからない、ということは有りえません。逆に、いろいろなレベルのセンテンス、そして、20ー70語程度の短い談話をどの程度理解できるかがわかれば、それが長くなった時にどれだけ理解できるかもわかるということです。

結果通知[eポートフォリオ]

英語力の「見える化」を実現、eポートフォリオ

VELC Testのeポートフォリオは、いわば学生の「英語の個人カルテ」。
スコアレポートやその分析内容など、先生と学生の双方にとって必要な情報を、オンラインで経年的に管理・閲覧できる大変便利なシステムです。これにより、学生の英語力の「見える化」を実現しました。TOEIC Testのスコアを入力して一緒に管理することも可能です。

大学生に合わせて作った状況別Can Doレベル

日本人大学生が「実際には英語で何ができるのか」を言葉で表した状況別Can Doレベルを用意。
VELC Testの状況別Can Doレベルには2つの大きな特徴があり、

  • 日本で暮らす日本人大学生にとって身近で実生活に関連した“can do”の内容
  • 「できる・できない」ではなく、「どの程度できるか」を10段階で表示

という、従来のCan Doリストでは表現し切れなかった範囲の、日本人大学生の「できる・できない」をフィードバックします。
前回のテストでは20%程度だった「できる」を次回までには「40%」に、という明確な目的をもって勉強を進めることができ、モチベーションのアップにもつながります。

従来にない、知識別・スキル別の正答率による診断

英語の知識やスキルを細分化しそれぞれの能力を診断する、新しいタイプの結果診断も行います。
「この問題に解答するために必要な知識やスキルは何か」を、1問ずつ、分析・洗い出しを行うことで、これまではできなかった、「文中の内容語の聞き取り力」「LとR, thとSなど音素の聞き分け能力」「文末に付加された表現を理解する能力」といった、細かい能力についての正答率を出すことができるようになりました。

▶詳しくは「eポートフォリオについて」をご覧ください。

  • 原則として解答用紙の到着翌日中にはeポートフォリオ上で結果通知いたします。
  • 土日祝日の集計にも対応いたします。
  • クラス分けやレベル分け、別途データ提出などにも個別対応します。

導入までの流れ

ご説明・お打ち合わせ VELCテストの受験人数、日程、各種サービスの利用などについてお伺いいたします。
1ヶ月前 お申し込み おおよその受験人数、日程が確定しましたら、実施予定日より1ヶ月前を目安にお申込みください。
1週間前 資材発送 梱包単位や期日などご要望に応じて資材を発送いたします。
当日 試験実施
翌日〜
ご希望に合わせて
ご返送
着荷確認後、
翌日(土日・祝日対応可)
結果報告 荷物到着確認日から最短で翌日中にはeポートフォリオにて結果をご報告いたします。
データ分析にはお時間を頂く場合もございます。(応相談)